体育館の外で卒業式をしたくなるような春いっぱいの日差しの中、第７５回の卒業式が全定合同で行われました。３年間マスクを取ることのなかったコロナ下での高校生活。いろんな思いを飲み込んでの晴れやかな卒業式となりました。入場制限もあり在校生も出席できませんでしたが、全日制課程183名、定時制課程５名の計188名が本校を巣だって行きました。
『今まで当たり前のように朝起こしてもらっていた生活も、当たり前のように助けてくれた親も先生もないそんな新しい生活が始まるんです。世の中の不条理や不合理に出くわすこともあるでしょう。』式辞の中で校長先生がそうおっしゃっておられました。そんなことを乗り越える力をきっとつけていると思います。
クラスに戻ってボロボロ泣いた人、笑顔で写真を撮りまくったひと。就職する人、進学する人。地元に残る人、遠くに行ってしまう人。新しい生活に向けての一歩は、人それぞれ歩幅が違うかもしれませんが、自分の新しい目標に向かって進んで欲しいと思います。
